プレショットルーティーン

昨年後半のスコアの進歩は、ドライバーが打てるようになったのが最大の理由。それで他のショットにも余裕が生まれた。そして地味ながら大切だと感じたのがプレショットルーティーン。

春先までは、ルーティーンのひとつと考えている素振りをアドレスからそのまま靴1足分ほど下がった位置で行っていた。手順で説明すると、ティーアップ後に飛球線に対して後方に下がって狙いを定め、次にボール位置まで歩いてアドレスと同じ方向を向き、ボールに触れない程度のところで素振りを数回。そして靴1個分前に歩み出てショット。

この手順を4月のコーチとのラウンドで「飛球線後方まで下がったところで素振りをして、そのままボールまで歩いてアドレスし、すぐショットする方が目標に対して真っ直ぐ立てる。」と指摘されていた。素振りする場所を換えるのが一番苦労したが、9月頃にやっとしっくりきた。

ドライバーのプレショットルーティーン

(1)ティーアップしたら飛球線後方まで下がる。
(2)目標を定め、ショットをイメージする。
(3)素振りはゆっくり大きく2回。
(4)スパットを見つけて約3歩でボール位置まで歩く。
(5)スタンスを決めて、ヘッドは腰の高さでグリップ。
(6)目標を最後見ながら、右足の足踏み数回。
(7)目線を戻して、グリップを再度絞り込み。
(8)スイングは腰の回転から始動。

これが秋以降の自分のパターン。TVで見ていると、プロもボールの横で素振りする人は少なく、後方で済ませる人がほとんど。良し悪しがなかったとしてもその方が格好良く見えるという理由で頑張った(笑)。

ただ、ティーショット以外ではライが重要なので、ボールの近くで似たライを見つけてそこで何度か素振りをする。概ね後方でやるけれど、同じシチュエーションが後方にない時は後方に限らずやる。そしてそれからドライバーと同じルーティーンを開始。

残念ながらパッティングではまだ同じことが出来ず、アドレス直前に1〜2度素振りをしてしまう。これが自信のなさの表れだろう。昨年の最終ラウンドでやっと、パッティングでもスムーズな流れが作れるようになってきたけれど、今考えると以前のルーティーンはひどかった。

パッティングパターンをレッスンで矯正してもらい、やっとカップを見ながら素振りが出来るようになった。ボール位置まで行っても再度素振りをしておきたいという衝動に駆られなくなった。技術ではないので後回しにしがちな部分だけど、本当に大切だと実感する。